コンビニなどについてくる、プラスチックスプーンから着想を得たスプーン。
[時々、よはく]の濃厚なめらかキャラメルプリンに合うスプーンを作って欲しいとオーダーしたところから、このオリジナルスプーンが生まれました。
「ちょっと作ってみたんだけど、こういうのどうかな?」
と、まずはプリンを食べに来てもらった時、突然プレゼンが始まりました。
まさか、もうスプーンのことを考えてくれているなんて思いもよらず、想像の斜め上な出来事に、驚いて、嬉しくて、しばらく思考停止してしまいました。笑
当初はプラスチックスプーンをオマージュした形を作っていただき、それを使って実際にみんなでプリンをいただいてみました。「もう少し柄が長い方がいいね」「先も少し掬いやすくしたいなあ」など、なっちゃんの頭の中にどんどんスプーンの形が出来上がっているのを、感じていました。
そうして出来上がった、今回のスプーン。並べてみると違いがよくわかります。
細かなディテールに、作り手のこだわりがたくさん詰まっています
一般的なプラスチックスプーンに比べると、先端が少し尖ったデザインで、プリンの瓶の端まで掬いやすく、小さい器に入ったプリンをいただくのにはちょうどいいサイズ感になっています。
木のスプーンならではの軽やかさと、丁寧にやすりをかけて出来上がった口触り、、、
柄の部分は少し長さを出したことで、スッと真っ直ぐに伸びたそのフォルムと手馴染み、、、
先端を小さくしたことで、ちょっとぷくっとした形のお皿がまた可愛くて、ちびちび頂くのにちょうどいいサイズ、、、!
これはもしや、逸品なのではと、店主は密やかに小躍りをしています。
一つ一つ違う、手作りの温かみと木の表情
いろんな木材で作ってくださっているので、その表情も一つ一つ異なります。
気づけば10年以上前からのお付き合い。 友人を介して出会った頃は、スプーンを作り始めて間もないころで、 キラキラと目を輝かせながら夢を語るなっちゃんの姿を今でも鮮明に覚えています。 その目の輝きは今も変わらず健在で、10年以上もスプーンを作り続けるというのは、本当にすごいこと。 同世代として、ただただ、尊敬でしかありません。
そしてその歴史は、私たちの家にあるスプーンたちが物語っていて、 明らかに進化しながらも、変わらないなっちゃんならではの”形”はそのままなのが、とても嬉しく誇らしく、これから先も生まれてくるスプーンたちはどんな子たちなのか、今後のご活躍も楽しみです。
店舗にて展示しておりますので、実際にスプーンの使用感をお試しいただけます。
時々、よはくの濃厚なめらかキャラメルプリンとのペアリングもぜひお楽しみいただけたらと思います。