【越前の風景が広がる土】
越前瓦器は北陸の土地でとれた土を使っています。量産された器は均一の佇まいを求めるがゆえに個体差の出にくい調合された粘土を使うことが多いですが、なるべく手を加えず本来の土味を活かすことで、独特の表情や触感など一つとして同じものはない器ができました。越前の風景に調和し続けてきた瓦は、テーブルウェアとしてもさまざまな料理に優しく寄り添います。
【風合いと美しさの両立】
ろくろなどで成型する丸皿回転体と比べ、反りや歪みが出やすい角皿。越前瓦器は、1 棟の建物に大量に使われる瓦を高い成型精度を保ちながら作る技術を活かし、直線が際立つ長角皿の量産を可能にしました。土のゆらぎを個性として残しながら、美しいフォルムも兼ね備えた越前瓦器。ぜひ瓦のように食卓にも並べてお使いください。
【普段使いしやすい丈夫さ】
越前の瓦は抜群の強度を誇ります。その秘密は越前瓦独特のトンネル窯を使った還元焼成。吸水率の低い焼き上がりとなるため、雪が降り積もっても水が染みにくく凍害を避け、50年、100年と屋根の上で家屋を守り続けます。越前瓦器は食卓でもその強度を発揮。作家もののような繊細な表情を残しながらも、毎日気兼ねなくお使いいただけます。
【サイズ】
W212×D106×H15(mm)
【ご使用上の注意】
・やきものの特性上、色や形に個体差があります。
・油を多く使った料理を盛り付けますと、器にシミがつくことがあります。
・テーブル等の上で器を引きずらないでください。傷がつくことがあります。
・ご使用前にしばらく水に浸すと、シミがつきにくくなります。
・金属製のカトラリーとお使いになると、器に傷がつくことがあります。
・ご使用後はなるべく早めに洗い、よく乾かしてから湿気のないところで保管してください。
店舗にて展示しておりますので、実際に使用感をお試しいただけます。